クリーニング

プロが語る!エアコンクリーニングの現場から

P&A PROGRESS
2025年12月13日
5分
プロが語る!エアコンクリーニングの現場から
こんにちは。前回はエアコン内部の衝撃的な汚れについてお話ししました。

お客様からよく、「自分でやるエアコン洗浄スプレーと何が違うの?」とご質問をいただきます。ホームセンターで手軽に買えますし、安上がりですよね。

しかし、私たちプロの視点から言わせていただくと、市販のスプレーでの掃除は「やらないよりはマシ」程度、場合によっては**「逆効果」**になることさえあるのです。

今回は、プロのクリーニングとの決定的な3つの違いを解説します。

1. 「届く範囲」が違う(分解洗浄の有無)

市販のスプレーは、フィルターを外して見える範囲のアルミフィンに吹きかけるものがほとんどです。しかし、汚れが最も溜まるのは、その奥にある「送風ファン」や「ドレンパン(水受け)」です。

私たちは、エアコンの化粧カバーはもちろん、機種によってはドレンパンやファンまで分解して取り外します。ここまでしないと、本当の汚れには届きません。

2. 「洗う力」が違う(高圧洗浄機の威力)

スプレー缶の噴射力では、こびりついたカビや油汚れを吹き飛ばすことはできません。 私たちは、専用の高圧洗浄機を使用します。大量の水と適切な水圧で、フィンの隙間やファンの裏側にある汚れを根こそぎ洗い流します。

例えるなら、泥だらけの車を「霧吹きで洗う」のと「洗車場の高圧ノズルで洗う」くらいの違いがあります。

3. 「すすぎ」が違う(カビ再発のリスク)

これが最も危険な点です。市販スプレーは、吹きかけた洗剤成分が内部に残ってしまいます。この残った洗剤が、新たなカビの栄養源となり、かえってカビを増殖させてしまうケースを何度も見てきました。

プロの仕事は、洗剤で汚れを浮かせた後、大量の水で徹底的に「すすぎ」を行います。この工程が、カビの再発を防ぐ鍵なのです。

「自分でやったけど臭いが取れない」という方は、ぜひ一度プロの技術を体験してみてください。
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